2019年5月3日公開
制作…加藤映像工房
提供…オーピー映画
〇スタッフ〇
監督…加藤義一
脚本…伊藤つばさ
星野スミレ
撮影監督…創優和
編集…有馬潜
助監督…小関裕次郎
スチール…本田あきら
選曲…友愛学園音楽部
録音…小林徹哉
整音…Bias Technologist
監督助手…菊嶌稔章
協力…鎌田一利
仕上げ…東映ラボ・テック
○キャスト○
小林しのぶ…古川いおり
大竹弥生…酒井あずさ
大竹葉子…涼南佳奈
大竹信次…なかみつせいじ
小林良…安藤ヒロキオ
岡倉勇…櫻井拓也
コーディネーターA…竹本泰志
コーディネーターB…田中康文
面接官…広瀬寛巳
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○物語○
大竹家。10年前に妻・弥生が亡くなって以来、信次は高校教師をする娘・葉子と二人暮らし。信次は部下に慕われる会社員だったが、大事な部下を切らなければならない立場となり、それが納得できず会社を辞めた。葉子にはフリーターの勇という恋人がいたが、定職に就かない彼に娘を渡すものかと、信次は結婚を反対していた。その手前、信次は会社を辞めたことを葉子に伝えられずにいた。
三十路過ぎのしのぶには、別居中の夫と小学生の息子がいる。息子の親権を得る為、彼女は広告で見つけた人材紹介会社へ通い、職探しをしていた。
紹介施設で偶然ぶつかったことで、しのぶはと信次は出会った。その帰り道の公園で、ベンチに座る信次が弁当を落とし、しのぶが拾おうとした。信次は会社を辞めてから紹介会社へ何度も通っているが、就職は難航していた。そんな彼の前に弥生の幻影が現れ、在りし日のように求めあった。
信次の煙草の本数が増えたので、葉子は彼を心配した。働き口が見つからずストレスを抱える信次には、娘の優しい思いに応える余裕もなく、逆に葉子を傷つけてしまう。結婚も認めてもらえず、自分の言葉が伝われないすれ違いから、やがて葉子は家を出て行ってしまった。
そんな中、信次は度々しのぶと会うようになり、互いを励まし合う…。
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