2018年12月21日公開
制作…フリーク・アウト
提供…オーピー映画
〇スタッフ〇
監督・脚本・編集…工藤雅典
共同脚本…橘満八
音楽…たつのすけ
撮影…井上明夫
村石直人
照明…小川満
録音…大塚学
武田太郎
整音…Pink-Noise
VFXスーパーバイザー…竹内英孝
助監督…永井卓爾
撮影助手…森田義勇
安藤昇児
丹野美穂
ポスター…MAYA
スチール…伊藤太
KIMIKO
○キャスト○
並木和代…並木塔子
鈴音那美…水川スミレ
並木静香…生田みく
相原建一…安藤ヒロキオ
野間裕介…折笠慎也
田所はじめ…小滝正大
社長…飯島大介
居酒屋のおばちゃん…酒井あずさ
中年のサラリーマン…古本恭一
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○物語○
寄席で漫才中の"キッシンジャー"。建一、那美、裕介の漫才に、笑いと拍手で沸く客席。
それから数ヶ月後。トリオは解散し、建一と交際していた那美は彼の元を去った。建一は清掃会社でアルバイトしていた。ある日、社長が新人だと言う和代を連れて来た。そっと物陰で着替える彼女の色っぽさに、建一は息を飲む。
夜の街で構成作家・田所と出くわした建一は、那美と裕介がコンビを組み、田所の本でネタ合わせを始めたと聞かされる。建一の表情が曇ると、彼のネタに才能を感じていた田所は、書いたら持って来いと説得した。
帰り道、建一は夜の公園で中年サラリーマンが女に強引にフェラさせようとしている所に遭遇。女を助けようとすると、彼女は睨みと罵倒を残して走り去った。
ネタ合わせをする裕介と那美。だが、本のつまらなさに、裕介はやってられないと台本を投げ捨てた。田所から建一の話を聞いた那美は、建一に台本を書いてもらうよう頼む。裕介は、那美がまだ建一に未練があるのかと訝しがり、乱暴に彼女を抱いた。
そんな中、建一は和代が亡くなった並木という、建一が憧れていた芸人・並木の妻だと知る。和代は建一が芸人だった頃も知っていた。ふたりは心を通わせ、ホテルで愛しあった。
その後、建一は和代の娘・静香と会う。彼女は先日公園で遭遇した女だった。和代は並木が生前に使っていたネタ帳を見せ、建一は意気揚々と台本を書き上げるが…。
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