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   2018年9月21日公開 
    制作…ナベシネマ 
    提供…オーピー映画 
  〇スタッフ〇  
    監督…渡邊元嗣 
    脚本…波路遥 
    撮影・照明…飯岡聖英 
    編集…酒井正次 
    助監督…小関裕次郎 
    スチール…津田一郎 
    録音…梅原淑之 
    選曲…徳永由紀子 
    MA…ポストモダーン 
  ○キャスト○ 
  平安ルナ/平安京子…如月るい(二役) 
  高山タツコ…里美まゆ 
  中田マリ…横山みれい 
  蜂谷真…小滝正大 
  燕和男…本多菊次朗 
  蓬莱渉…ケイチャン 
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   ○物語○ 
    風呂上がりのルナがスコットランド民謡「故郷の空」をハミングしている。濃いメイクをし、服を着た彼女の視線の先には、壁に貼られた3人の中年男の写真があった。 
    満月の輝く夜道を、千鳥足のサラリーマン・蜂谷が歩いている。どこからか聞こえるハミングにつられ公園に着いた彼は、時代遅れの服を着てブランコに揺られるルナを見つけた。彼女が学生時代の同級生・京子そのものであることに驚く。いつの間にか倒れていたらしい蜂谷は、翌朝目を覚まし、ブランコには見覚えのある「草の髪飾り」があった。 
    当時と変わらぬ容姿で京子を見たと、燕に電話する蜂谷。燕には他人の空似だと足蹴にされる。蜂谷の部屋には、複数の女性の写真が飾ってある。それぞれに名前シールが貼ってあるが、京子のものだけにはそれがなかった。 
    電話中の燕の元に、これから会いに行こうとしていた主婦のマリがやって来る。複数の熟女女性に援助させている彼は、急に自宅に来られて焦る。他の女との同棲疑惑をかけられ、マリのご機嫌直しにベッドへ導いた。 
    マリを駅まで送った帰り、雑踏の中にルナを見つけた燕はまさかという思いで必死に後を追うが、追いつけなかった。部屋に戻った彼は、玄関先に置かれた小箱を開ける。中には「銀色のブレスレット」があった。 
    資産家の蓬莱とバーで会った燕は、京子を見たことを告げる。蜂谷、燕、蓬莱の3人はかつて京子に恋焦がれていた…。 
   
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