2018年6月15日公開
制作…加藤映像工房
提供…オーピー映画
○スタッフ○
監督…加藤義一
しなりお…筆鬼一
撮影監督…創優和
編集…有馬潜
助監督…小関裕次郎
スチール…本田あきら
音楽…友愛学園音楽部
録音…小林徹哉
録音所…シネキャビン
監督助手…植田浩行
○キャスト○
島崎絵里…桜木優希音
島崎良絵…しじみ
小笠原亜弓…松下美織
藤村光太…山本宗介
正岡栄太郎…櫻井拓也
正岡龍次…小林徹哉
森潤一…小滝正大
横田…広瀬寛巳
小村…鯨屋当兵衛
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○物語○
絵里は父・正三の遺した家に一人で住んでいる。めでたく看護師として藤村医院に就職が決まり、正三の遺影に話しかけていると、誰かが訪ねてきた。玄関には誰もおらず、足元には花束が置かれていた。
院長の光夫は素敵な大人の男性で、絵里は仕事中も彼との淫らな妄想をしてしまう。その夜、絵里が帰宅すると、姉の良絵が冷や麦を啜っていた。長い間家出をし、父がなくなった時も戻ってこなかったというのに、不倫相手に捨てられて帰ってきたという。自分勝手な良絵に、絵里はため息をついた。
弁当を買って帰る絵里の前に車が急停車する。運転していたのは中学校の同級生・亜弓だった。絵里が夢見る「ファンタ」、亜弓は「お嬢」とあだ名で呼び合い懐かしんでいると、絵里の幼馴染み・栄太郎が怪我を心配して駆け寄ってきた。彼のあだ名はガリ勉の「ガリ」。車に乗り去っていく亜弓を見送った後、膝を擦りむいた絵里を自転車の後ろに乗せ、栄太郎は絵里を病院まで送った。ふたりは思い出話をしながら互いの近況を話した。
往診の帰り道、光夫の携帯に、亜弓が急な腹痛との連絡が入る。それは、腹痛と偽り、意中の光夫を呼び出したのだった…。
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