2016年4月15日公開
製作…旦々舎
提供…オーピー映画
○スタッフ○
監督・脚本…山﨑邦紀
撮影…小山田勝治
照明…ガッツ
音楽…中空龍
編集…有馬潜
録音…山口勉
整音・音響効果…若林大記
助監督…小関裕次郎
スチール…MAYA
録音スタジオ…シンクワイヤ
○キャスト○
ルーパー嬢…東凛
女道師・グル…卯水咲流
整形ママ…酒井あずさ
サラマンデル…ダーリン石川
電気仕掛け男(エレキ男)…津田篤
三文博士…荒木太郎
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○物語○
薬科大に通っていたルーパー嬢に強烈な影響を与えた、とある少女のタリウム事件。勉強熱心だった彼女は、いつか自分も同じ過ちを犯してしまうのではと不安を煽られ、中退した。そんな彼女が愛でるウーパールーパーは、彼女のペットで唯一の相棒でもある。
悩みを抱える人々を研究対象に含め、グル・ラボを開設した女導師・グルは、人の官能の源を求めるべく、持論で教えを説いていた。脳を上回る重要な器官は大腸だと考え、あらゆる消化器官の入口である口膣の舌と、出口となる肛門の同時刺激は、内部器官を活性化できると信じていた。そんな折り、人体の内臓に興味を持つルーパー嬢と出会い、共鳴した彼女はルーパー嬢を助手にする。
ルーパー嬢の恋人・サラマンデルは、自分をドラゴンの化身=サラマンダーと信じている。彼がドラゴンになるには、母を乗り越えなくてはならず、それは実母を貫通することで実現するのだという。彼の母は整形を繰り返し、見た目は息子とほぼ変わらない形相。息子の夢物語に呆れつつ、何度も語り合うのだった。サラマンドラはルーパー嬢にもその胸中を語り、彼女との激しい行為で放出した。人としての平凡な色の白濁に、まだ本物のドラゴンになりきれてないと落ち込むのだった。
ラボに自分を電気仕掛けのように感じているエレキ男が訪れ…。 |
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