2016年3月11日公開
製作…セメントマッチ
提供…オーピー映画
○スタッフ○
監督…池島ゆたか
脚本…五代暁子
撮影監督…海津真也
音楽…大場一魅
編集…山内大輔
助監督…菊島稔章
スチール…津田一郎
山口雅也
録音…大塚学
現場応援…小川兄弟
○キャスト○
山下ミク…川越ゆい
小田切カムラ…里見瑤子
背後霊…松井理子
大家のおじさん…なかみつせいじ
大竹…橘秀樹
リョウ…野村貴浩
タカシ…鶴見ゴロー
オトヤ…竹本泰志
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○物語○
繁華街を歩くOL・ミクと恋人・大竹。その背後に襦袢の女が近づき、ミクに体当りする。その衝撃に驚くミク。交際して暫く経つ二人だが、ミクは性の免疫が皆無で、まだ肉体関係はない。それなのに、その夜はミクから誘ってきた。大竹は愛する彼女とやっと一つになれると浮足立ちながら、彼女の部屋に向かった。
ミクの傍には常に襦袢の女がいる。彼女はミクの叔母にあたる背後霊。江戸時代を生きた彼女は、性に貪欲で奔放な女性であった。それが災いし、男たちは彼女のパワーについて行けず、何度も結婚と離婚を繰り返した。現世に降りた彼女は当時味わうことができなかった快楽を得ようと、ミクにつきまとうようになる。そんな叔母によりコントロールされたミクだが、大竹と良い所まで進むと、痛さのあまり断念してしまう。それが原因で二人は破局となる。
もう一歩のところで快楽を得られず心底ガッカリする背後霊。だが、初めて会った可愛い子孫を、二十歳を超えていつまでも処女のままにしておく訳にはいかないと、ミクを案じるようになる。ミクが間借りで澄む一軒家の大家である中年男。交通事故で妻を亡くして以来、性欲が有り余っている彼を利用し、ミクの処女喪失を試みる…。 |
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