やわ乳太夫 月夜の恋わずらい

2016年2月12日公開
製作…多呂プロ
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…荒木太郎
撮影・照明…飯岡聖英
音楽…宮川透
編集…酒井正次
助監督…三上涙
スチール…本田あきら
録音…シネキャビン
制作…佐藤選人
メイク…ビューティ☆佐口
協力…花道ファクトリー

○キャスト○
紺屋高尾…澁谷果歩
気持唯々子…里見瑤子
腹黒姫ユミ…結城恋
気持楯男…橘秀樹
気持誉三郎…那波隆史
得呂喜一…平川直大
伴潤一郎…天才ナカムラスペシャル
義太夫…春風亭伝枝

○物語○
都会とは大凡ほど遠い森の奥地で自給自足の生活を送る気持家。一家の大黒柱・誉三郎は熟れた肉体と豊満な乳を持ち、あっちの方も達者なユミを大層お気に入りだ。ユミは肉体の対価として羽振りの良い男の元を気ままに行き来していた。誉三郎からも少しの金を受け取っていたが、彼はそれを良しとし、愛でていた。
腰を痛めた誉三郎の世話をする娘・唯々子は、ユミとそう歳も変わらないが、化粧っ気もなく男の影すらない。対照的な我が娘を誉三郎は心配しつつも、からかってはしばかれている。
息子の楯男は生真面目で職場の信頼も厚い。その中でも面倒見が良く、懇意にしている喜一、通称エロッキーは彼にとっての兄貴のような存在。楯男にはお気に入りの橋があり、そこで出くわした美女・高尾に一目惚れしてしまう。ところが、彼女は一流の高級娼婦で、予約待ち一年、一晩共にするには300万という。そんな予算など出せず悩んでいた。それを聞かされたエロッキーは考え方を変えればいいのだとアドバイスする。300万とは楯男の年収2年分。頑張って仕事さえすればその夢は叶う。そう励まされた彼は、2年後のその日まで、ただ高尾に会いたい一心で働いた…。

やわ乳太夫 月夜の恋わずらい

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