熟女ラーメン おつゆは熱々

2014年11月14日公開
製作…大敬オフィス
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本・音楽・美術…清水大敬
撮影…井上明夫
照明…小川満
編集…酒井正次
録音…シネキャビン
助監督…関谷和樹
スチール…吉野正裕
メイク…青木真弓

○キャスト○
加山なつこ…加山なつこ
咲…香西咲
明美…青山美希
武…竹本泰志
沢木…柳東史
山口…野村貴浩
石田…なかみつせいじ
山川…若林立夫
監督…清水大敬
運転手…岩切武彦
沢木事務所社員…生方哲
        中村勝則
        高木高一郎

○物語○
ラーメン屋を営むなつこと武の夫婦。武は子供の将来と夢の実現のためにヤクザから足を洗った。娘の咲が寝静まると、次は男の子をと願い、熱く愛しあう。そこへ元舎弟の山川が現れ、対抗組織にオヤジと若頭が殺られたと告げる。元兄弟分の沢木が仲裁役だが、連絡がつかないので山川は武を頼ってきたのだった。真偽を確かめるため出て行く武。
長い年月が経ち、武の出所が決まる。その頃、沢木は企業として組織を存続し、社長となっていた。咲は女優を目指し恋人兼事務所社長の石田と今日もオーディションへ。監督の指示で下着姿でいやらしい動作を迫られ、羞恥と屈辱で涙ぐみながらも応じる。それを審査という名目で視姦する審査員たち。落胆する咲とその胸中を察する石田の前に、審査会場にいた監督志望の山口が咲に声を掛けた。自作映画の主演前提でオーディションへ来て欲しいと言う。驚く咲と深々と頭を下げる石田。彼は劇団時代の恩師で、家庭を捨てて事務所を立ち上げた。咲はどこかに父親の面影を感じながら、彼を愛していた。
出所後咲に会いたいと告げる武の願いに、なつこは悩んでいた。娘が承諾した場合は、店にちょうちんを掲げる旨の手紙を出す。出所の件はまだ咲には伝えていなかった。
山口監督のオーディションの日。先に店に戻った石田は酔っており、心配するなつこに何も言わない。彼の脳裏には、山口に貫かれ、喘ぐ咲の声が響き渡る。自分より才能のある若く情熱ある男に惹かれるのは仕方なかった。閉店後、互いの胸の内を知ったなつこと石田は、一夜の男女になる…。

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