2013年7月26日公開
(関西6月26日公開)
製作…フィルムハウス
提供…Xces Film
○スタッフ○
監督・脚本…山内大輔
企画…亀井戸粋人
プロデューサー…伍代俊介
撮影…創優和
編集…有馬潜
録音…シネ・キャビン
助監督…小山悟
スチール…本田あきら
○キャスト○
桃子…山吹瞳
美穂…星野ゆず
里子…佐々木基子
小田切…竹本泰志
佐藤…久保田泰也
柿崎…津田篤
源太郎…森羅万象 |
○物語○
桃子は東京都下の繁華街の外れでスナックを営んでいた。桃子には変わったアレルギーがあった。男と交わると、相手の身体に巻きつけていた両腕の内側や男の肌と密着していた箇所が必ずと言っていいほど赤く腫れてしまうのだ。
ある日、桃子の店に害虫駆除の業者・小田切が訪ねてくる。父が養豚所を営んでいたので、桃子は彼の体に染みた消毒薬の匂いに懐かしさを覚えた。やがて桃子と小田切は結ばれる。小田切に抱かれる時だけは、何故かアレルギーが出なかった。
小田切には里子という妻がおり、彼は桃子のために別れる決意をしていた。だが、里子は興信所を使って桃子のことを調べあげ、桃子を自宅に呼び小田切と共に詰問した。小田切が里子に別れて欲しいと頭を下げると、里子は意外にも冷静に身を引き、台所へ向かった。二人は呆気なく決着がつきそうで拍子抜けするが、やがて部屋の奥から里子の悲鳴が聞こえた。里子は小田切の仕事道具である殺虫剤を持ち出し、秘所へ挿入すると体内へ薬を放出させたのだった。トイレの中で口から泡を吹き意識を失う里子があった。小田切は廃人のようになった里子を一生面倒見ると決め桃子と別れた。
桃子は近く店を閉めることを決めた。上司に連れられて店に来た営業マンの佐藤は桃子に惹かれ、店に通いつめるが思いを打ち明けられずにいた。そんな中、桃子はフリーカメラマンの雅人と知り合い関係を結ぶ…。 |
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