2013年7月19日公開
製作…旦々舎
提供…オーピー映画
○スタッフ○
監督…浜野佐知
脚本…山﨑邦紀
撮影…小山田勝治
照明…ガッツ
音楽…中空龍
編集…有馬潜
録音…シネ・キャビン
助監督…永井卓爾
スチール…本田あきら
応援…田中康文
○キャスト○
那美…咲本はるか
鏡子…水希千里
さやか…大城かえで
淵川…牧村耕次
長良…なかみつせいじ
塩田…竹本泰志
泰安…荒木太郎
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○物語○
優秀な介護ヘルパーの那美は、ある介護人の死に際の訴えで性的欲求を満たしたことにより、看護士と介護福祉の資格を剥奪された。今はフリー介護ヘルパーとして各地を転々としている。要介護の老人・淵川の全身を丁寧に洗う那美。あの日と同様、淵川も性的欲求を訴え、快楽を与える。
人が視線でどこまで快楽を得るかをテーマに、セックス論を執筆中のさやか。恋人で指導者だった准教授・塩田の元を離れ、今は単独でヌードモデルをし、研究のリサーチに励んでいる。カメラマンの前で妖艶な笑みといやらしいポーズを向けるさやか、男達の呼吸は上がり、さやか自身も恍惚の表情を浮かべる。
身体が不自由になって以来、持ち家を女性専用シェア・ハウスとして提供する車椅子の男・長良。ネットで那美を知った彼は介護を依頼する。通常介護だけでは高齢者の悩みは解消されず、下半身さえサポートするのが自分の誇りだという那美に感銘を受ける長良。那美はシェアハウスの一室に仮の住まいを得て、先住の鏡子やさやかともすぐに意気投合する。鏡子は店に属さず「伝説のマットプレイヤー」と謳われるマットプレイのスペシャリストだった。
さやかの元に現れた塩田は、元の学者に戻れと必死に諭すが、さやかは無視して撮影を始める、カメラマンたちの前で恍惚に浸る。その姿に唇を噛み締める塩田は諦めきれず…。 |
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