2012年7月20日公開
製作…大敬オフィス
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…清水大敬
撮影…井上明夫
照明…小川満
音楽…藤口涼太
編集…酒井正次
録音…シネ・キャビン
助監督…関谷和樹
スチール…山岡達也

○キャスト○
中居ちはる…中居ちはる
鮫島裕子…篠原杏
山口明美…艶堂しほり
中居武男…なかみつせいじ
中居健二…竹本泰志
鮫島良一…清水大敬
石田…久保田泰也
沢木…那波隆史
渡辺勉…柳東史
精神科…後藤…平田浩二
弁護士…村中・中村勝則

○物語○
ちはるは町内で有名な魅力ある理髪店の名物女将。ある日、馴染みの客が、ちはるの夫・武男が町内で奇声を上げて走り回っていると駆け込んできた。賭博好きの武男は、借金の形に店の権利書を渡していた。支払期日が到来し、パニック生涯に陥ったのだ。担当医からは入院を宣告される。ちはるはショックで気絶する。
兄嫁に好意を持つ弟・健二は、意識が戻ったちはるを抱きしめキスする。そこへ町内の常連客が見舞いに訪れた。そして債権者のヤクザ・鮫島と顧問弁護士・村中が現れる。人情ヤクザの鮫島は、立ち退きの猶予期間を告げていった。
デザイナーの健二は、社長の明美に結婚を迫られているが、健二は彼女に振り向かずにいた。明美は馴染みのヤクザ・沢木に相談し、理髪店の権利書入手を依頼する。交換条件と言わんばかりに、沢木は彼女の身体をまさぐる。明美もいつしか自ら沢木を求めた。
法学部に通う石田と客達は、鮫島の娘・裕子をたぶらかし、権利書を金庫から盗み出すという作戦を思いつく。そして見事、石田は裕子に接触し、食事に誘うことに成功する。彼が女性経験がないことを打ち明けると、ちはるは一度だけと彼に手ほどきをする…。