2011年12月23日公開
製作…ナベシネマ
提供…オーピー映画
○スタッフ○
監督…渡邊元嗣
脚本…山崎浩治
撮影…飯岡聖英
編集…酒井正次
録音…シネ・キャビン
助監督…永井卓爾
スチール…津田一郎
協賛…ウィズコレクション
○キャスト○
清瀬…眞木あずさ
吉原優子…美咲レイラ
加藤麻美…しじみ
吉原博志…津田篤
小室部長…なかみつせいじ
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○物語○
住宅街の一角にある大非井(おおぴい)神社付近でかんざしを挿すメイド服の女・清瀬は途方に暮れて辺りを見回していた。その夜、「吉原」の表札を見て年上女房の優子と夫・博志が暮らす一軒家を清瀬が訪ねてきた。元花魁の彼女は異国の貿易商に身請けされ、メイドとして仕えていた。だが、神社で願掛けをし、気付くとこの世界にいた。信じて貰えず出て行こうとする清瀬を引き止める博志。清瀬が入浴中彼女の服を調べると、出て来たのは「慶応三年」という文字の入った大非井神社のお札だけだった。
翌日。ハイヒールに派手な浴衣という奇抜なファッションで帰宅した博志を出迎える清瀬。接待で深夜に帰った優子を交え話す中、江戸時代にはなかった恋愛結婚をした夫婦を羨ましそうに見る。清瀬には向こうの世界で想い人がいたが、吉原に上がる際に別れ、その後彼は死んだという。博志はヘッドハンティングされた職場から訪れた麻美に誘惑され、行為に及ぶ。そこへ優子が帰宅し…。
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