2011年4月29日公開
製作…セメントマッチ
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…後藤大輔
撮影監督…飯岡聖英
音楽…大場一魅
編集…酒井正次
録音…シネ・キャビン
助監督…佐藤吏
協力…小川隆史
スチール…津田一郎

○キャスト○
照子…冨田じゅん
弘美…松井理子
晴奈…瀬名りく
作造…なかみつせいじ
蒲生…世志男
アントニオ・ロドリゴ…沼田大輔
煙草屋のじいさん…久保新二
アルバムの子供…薫

○物語○
かつて 有名な漁師だった作造は、子供を亡くしてからは働きもせず、飲んだくれてばかり。妻・照子は仕事をしろと言うが、作造は嫌だの一点張り。照子に送り出され漁港へ来た作造は、漁師にとって大切な網が埋れていることに気づき、そこを掘り返すと壺が出た。それを見ていた煙草屋のじいさんと客・弘美。作造の昔話をするじいさんは、作造夫婦の子供と同じ名前の弘美に好奇の目を向け、ちょっかいを出した。普段は作造に子供のことは忘れろと言う照子だったが、時々子供部屋に入っては涙を流していた。帰宅した作造が持ち帰った壺には、信じられない程の大金が詰まっていた。
その頃、作造達の借金相手の一人・蒲生は、ホテルの一室で就職を餌に若い晴奈の体を弄んでいた。事後、晴奈は弘美と出会う。面識などなかったが、何故か彼女とのレズ行為に酔った。翌朝、作造は壺が消えているのに気づく…。