2006年12月26日公開
製作・配給…新東宝映画
○スタッフ○
監督・脚本…福原彰
企画…福俵満
プロデューサー…深町章
撮影・照明…清水正二
音楽…大場一魅
編集…酒井正次
録音…シネ・キャビン
助監督…佐藤吏
スチール…津田一郎
○キャスト○
宮下俊夫…岡田智宏
高柳光枝…佐々木麻由子
宮下美紀…里見瑤子
高柳啓一…中村方隆
佐伯信子…美月ゆう子
岡本浩史…なかみつせいじ
宿の主人…池島ゆたか |
○物語○
小説家志望の俊夫は人妻との逢引を楽しんでいた。ある日、俊夫は光枝と海岸近くの温泉旅館へ出かけた。光枝は俊夫との関係に気づいた夫が離婚を申し出たことを話した。彼女は離婚して娘を引き取り、群馬の実家に戻るつもりだったが、今度娘に会ってみないかと俊夫に持ちかけた。しかし俊夫が冷たく拒絶したので深く傷ついた。俊夫はさらに、今まで自分以外に浮気の相手がいたのかを尋ね、答えようとしない光枝の両手首を縛った。ふたりは激しく交わった。俊夫が果てた瞬間、部屋の電話が鳴った。それは光枝の娘が交通事故で死んだという報せだった。
十年後。俊夫は年下のOL美紀と結婚していた。小説に行き詰まり、美紀に愛想を着かされた俊夫は東京を離れ、かつて光枝との不倫旅行で訪れた旅館へやって来た。そしてそこで偶然光枝と再会し…。 |
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