2006年11月28日公開
製作…セメントマッチ
光の帝国
配給…新東宝映画
○スタッフ○
監督・脚本…後藤大輔
企画…福俵満
プロデューサー…池島ゆたか
撮影…飯岡聖英
挿入曲…ハッピー&ターン
編集…酒井正次
録音…シネキャビン
助監督…伊藤一平
スチール…山本千里
○キャスト○
加藤伸輔…吉岡睦雄
加藤時雨…千川彩菜
東柳史…柳東史
皆川悦子…結衣
加藤誠治…なかみつせいじ
加藤基子…佐々木基子
プロデューサー…本多菊次朗
キャメラマン…川瀬陽太 |
○物語○
新作の準備を進めるピンク映画監督の伸輔には時雨という妻がいたが、彼の浮気がきっかけで数年前に離婚していた。伸輔は時雨との物語を映画にしようと計画する。
結婚前、妊娠した時雨に卵管結策という病気が発覚した。手術後堕胎した時雨は悲しみに暮れたが伸輔に対する愛情は深まり、二人は結婚した。しかし伸輔は時雨とのセックスを試みても萎えてしまい、離婚を考えるようになった。
シナリオを書き進めるうち結核であった妻の療養に身を投じた彼の叔父の物語と時雨との自身の物語が伸輔の脳裏で交錯する。だが、本読みの最中に叔父夫婦の悲しみの重さが自分と時雨の破局の悲しみとは比較にならない気がしてきた。
稽古が進められ、伸輔と時雨の生活が役者によって演じられる。そしていざ撮影直前となったその日、ある出来事が伸輔に起こり…。 |
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