2003年11月28日公開
製作・配給…新東宝映画
○スタッフ○
監督…深町章
企画…福俵満
脚本…かわさきりぼん
撮影…清水正二
録音…シネキャビン
編集…酒井正次
助監督…佐藤吏
スチール…津田一郎
○キャスト○
憐・真澄(二役)…麻白
親分の情婦…山口玲子
殺し屋の幸子…水原香菜恵
檜垣貞男…なかみつせいじ
冴島雅人…山名和俊
内藤…かわさきひろゆき |
○物語○
戦後間もない頃。ヤクザの檜垣は殺人の罪で服役し出所した。組に向かう途中、弟分の冴島が自分の愛人である真澄の股ぐらを覗いていると思って怒鳴った。しかしその女は頭の弱いパンパンの憐だった。
事務所へ戻ると、親分の内藤は無鉄砲に問題を起こす奴は面倒だから消えてくれと金の入った風呂敷包みを檜垣に差し出した。頭に来た檜垣は冴島に真澄の居所を問いただした。真澄は檜垣の服役中に命を狙われ冴島の兄のところへ匿った。その後兄と恋におち今は一緒に旅館をやっていると冴島は告白した。
自暴自棄になった檜垣は事務所を飛び出し、自分が殺めた佐々木の墓参りをした。そこへ憐が現れ、檜垣はこの金をやるから一緒に逃げないかと言った。憐は母親に金を届けるため駆けていった。
憐との旅を続ける中、檜垣は飲み屋で幸子と知り合った。彼女は冴島の雇った殺し屋で…。 |
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