2002年12月27日公開
製作…紅姉妹製作委員会
配給…新東宝映画

○スタッフ○
監督・原作・脚本…団鬼六
プロデューサー…寺西正己
脚本・監督補…亀井亨
撮影…中尾正人
照明…東海林毅
音楽…隼トシヒデ
録音…白取貢
助監督…野尻克己
衣装…おかもと技粧
制作主任…中村和樹
緊縛指導…椿珠陽

○キャスト○
立花絹代…小川美那子
立花久美子…沢木まゆみ
川村…港雄一
愛子…愛染恭子
塚本…稲葉凌一
金井…けーすけ
立花精二…土田良治
堀川…野上正義
刑事Ａ…螢雪次朗
刑事Ｂ…重村佳史
椿…椿珠陽
三宅…浜崎一成

○物語○
悪徳高利貸しでＳＭクラブを経営する川村が詐欺と恐喝の容疑で逮捕された。店では彼の女で元ソープ嬢の愛子がＳの女王に扮し、借金を返せなくなった女たちは無理やりショーに出演されられるのだった。
精二は「松風」という有名な料亭の女将・絹代と結婚したが、今は愛子と不倫関係を持っていた。先物取引で多額の借金を負った彼は川村に借金を申し出る。五億以上の価値がある松風を担保にするというのだ。
川村は松風に出向き、絹代の美しさの虜になった。彼は一向に返済されない精二の借金を利用して、絹代とその妹・久美子を自らの欲望の奴隷とすることを企む。月末までに返済できなければ松風を差し押さえると脅され、絹代は必死で金策に回るが工面することはできなかった。
川村は絹代に自分の一夜妻になれば借金の金利を帳消しにすると申し出た。絹代は涙ながらにその条件を呑み、東京へと旅立った…。