2004.4.1(木) そう、今日は4月1日なのだ。この連載の前回の日付けの最後が2月13日。ということは、1ヶ月半以上も書いていなかったのだ。 この連載も雑誌「PG」時代から入れるともはや10年以上になると思うが、こんな書かなかったのは初めて。雑誌時代は毎月書いてたわけだし、サイトになってからは、月に2回ペースで書いていた。 それが出来なかった。 そう、ここ1ヶ月はそれどころじゃなかったのだ。例の1ヶ月で3本撮りという嵐の真っ只中にいたってわけ。 では、その嵐の中の1ヶ月半を大急ぎで振り返ってみようと思う。 −と、ここからが前回の続きとなる。 2004.2.15(日) 新東宝『淫乱なる一族』の役者リハーサル。 13時、新東宝集合。2本分ということでいつもの倍近いスピードで、衣裳合わせ、本読みと進行し、18時すぎには終了。『第一章 痴人たちの戯れ』のヒロイン役の矢崎茜を残して特訓。相手役となる平川直大にも手伝ってもらう。 20時終了。 助監督たちとロケハンも兼ねて、新宿の飲み屋「のだぴん」へ行く。 結局、阿佐ヶ谷「まるきや」へと流れ、朝まで飲んでしまう。 2004.2.17(火) 新宿ピカデリーで『ファインディング・ニモ』見る。ちょっと期待はずれ。 2004.2.18(水) 3月21日クランクイン予定のオーピー映画『迷子の女たち』(仮題)の初稿上がる。いつもの五代暁子のホン。つまり、問題なし。今回のオーピーのテーマは「物語から遠く離れて」だ。ま、どこまで離れられるか分からないが、ひとつの実験でもあり冒険でもある。 さっそく仮のスケジュールを作り上げる。 2004.2.19(木) 午後、東映ラボでキャメラマンの長谷川氏と会い、軽く打ち合わせ。長谷川氏にはオーピーの方の撮影をたのんでいて、これが彼との初の仕事となる。 打ち合わせ後、橋口組の初号試写を覗く。『官能の館 人妻昇天』。ホラー映画。実に面白かった。コワイ。そう、ほとんどのホラー映画が恐くない中にあって、橋口のこの映画はコワイ。大満足。つまりオレは、このホラー映画の中に「映画」を見たのだ。 2004.2.20(金) 午後ひとりで、北新宿公園、そのあたりの神田川周辺をロケハン。新東宝『淫乱なる一族』とオーピー『迷子の女たち』の両方のロケハンを兼ねる。 19時、アルタ前に演出部、キャメラの志賀ちゃん、俳優の平川直大が集合。『淫乱なる一族』の導入部をビデオで撮るということになり、その撮影ね。 終了後は、『第一章 痴人たちの戯れ』のコンテ打ち合わせ。 今回は2本撮りなので、いつものように一日で打ち合わせするのは、時間的にきびしいだろうとの判断で、とりあえず1本分やったってわけ。 2004.2.21(土) 五代暁子とオーピー『迷子の女たち』のホン直し。とは言っても直すとこはほとんどなく、あっという間に飲み会に突入。ま、いつものことだけどね。それだけ五代のホンって初稿から穴がないというか、気がきいてるというか、オレ的にはほとんど問題ないんだよね。あとはオレがいかにプランニングするかということなのだ。 2004.2.23(月) 新東宝『淫乱なる一族 第二章』のコンテ打ち合わせ。『第一章』は先日やったので今日は『第二章』のみ。とは言っても、当然『第一章』の話も出るしで、午後1時から始めて7時までやっていた。 2004.2.24(火) 新東宝作品『淫乱なる一族』クランクイン前日。 今回の2本撮りは、去年までのように、間にインターバルをいく日かおくというのとは違い、まさに6日間の勝負なのだ。間に撮休を一日入れているので、その意味では5日間の勝負となる。5日間で2本勝負だ。 つまりカンタンに言うと、一日の撮る量がそれだけ増えるということ。そういうこともあって、夜の9時集合して、25日26日とロケする埼玉の三郷スタジオに先乗りとなる。 つまり、少しでも早く寝て、明日にそなえようという心づもり。 しかし、しかしだ、オレのことだ、そうはいかないのだった。 0時頃から飲み出して、最初は志賀ちゃんも助監督も役者もいたのだったが、明け方の5時にはオレ一人。5時半に寝れば1時間は眠れるなとベッドに入る。 2004.2.25(水)〜3.1(月) 『淫乱なる一族』撮影。 初日。 そんなわけで1時間眠って6時半に起こされる。納豆飯をかきこんで、7時からシュート。 とにかくこの日は撮る量が多い。目標は、少しでも早く終わること。 酒の酔いと寝不足で頭がガンガンに痛い。しかしそんな泣き言、言ってられないほどの超スピードで撮っていく。 とにかく、撮る、撮る、撮る…。 終了。翌日の朝の6時。 みんなバタバタと寝ていく中、オレはシャワーを浴び、ビールを一本飲みベッドに入る。 2日目。 オレは9時半起床。2時間半寝た。 10時、シュート。 この日はひとつ大きなカセがあり、三郷スタジオを深夜0時には出発して、1時までに新宿のロケ地である「のだぴん」に行かなくてはならないのだ。 よって、この日も、ひたすら、撮る、撮る、撮る…。 夜の11時、予定のシーンすべて撮り終る。 0時、三郷から新宿へ向かう。 深夜1時、予定どおり新宿到着。 『第一章』『第二章』の共通の導入部となる合コンシーンの撮影。 明け方の4時半終了。 二日間で二百数十カット撮った。 三郷スタジオでは『第一章』の大部分を撮ったってわけ。 はたしてこの映画どうなるのか? さっぱり分からん。オレはいつもは、手応えを感じたり、ダメだと思ったり、色んな思いを感じながら撮影してるのだが、今回に関しては、そんな余裕全くなし。とにかく撮り続けた二日間だった。 3日目。 そんなわけで明け方終了したので、オレはそのまま家に帰り、寝る、寝る、寝る…。 朝の9時頃から翌日の午前3時まで18時間ベッドの中にいた。もっとも10時間はグッスリ寝たが、あとはそんなに寝れるもんではない。体も痛くなるしでね。でも、意地でもという感じでベッドから出なかったのだ。 4日目。 今日と明日の2日間は『第2章』の撮影。 大泉学園のスタジオに泊まりこんでのロケとなる。 朝7時半スタジオ集合。8時半スタート。 この日もひたすら撮る、撮る、撮る…。 しかし、『第一章』のサスペンス・タッチと違い、こちらはコメディ。ということもあって、そんなにめちゃくちゃなカット数とならない。よって、ある程度、じっくりやれたりする部分も出来てくる。 終了。翌日の午前3時半。 シャワーを浴び、いっぱい飲んでフトンに入る。5時半頃、眠りにつく。 5日目。 8時半起床。9時、シュート。 今日は比較的ラクな日。今回の撮影で初めて少しは余裕をもっての撮影となる。 終了。23時。今回初めて朝までいかなかった。というか、そういうふうにスケジュールたててるんで、その意味ではスケジュール通りね。 今日は家に帰れる。帰り道、一緒に帰る志賀ちゃんに今回初めて言う。「やっと手応え少し感じてきたけど、志賀ちゃん、どう?」。志賀「そう? 分からん…」。とまあ、これだけのことだけどね。 とにかく、撮り続けるという感じだった今回の撮影の中で、初めて少しの余裕が出てきたということね。 6日目(最終日)。 8時半新宿集合。今日は『第一章』と『第二章』の両方の共通シーンの撮影。 まずはオープンを4シーン。それから某シティホテルで5シーン。 終了。深夜の1時。 オレはそのままホテルで、みんなが引き上げたあと、一人祝杯の酒を飲み、無事に2本撮りが終了した喜びをかみしめる。 そういえば今日は今回で初めて天気が悪く雨が降った。しかし異常に寒くてね。途中から雨がひょうになった。オープンが4シーンもあるというのに。傘をさしての撮影となったが、やってて思った。なんとこのシーンに雨が似合うことか。 オレは監督になって13年間、いつも自然が、天気がオレの味方をして、オレを支えてくれていると、つまり、映画の神さまがオレを支えてくれてると実感してきたが、今回もまさにそうであったのだ。 予算のある映画だったら絶対雨降らせるようなシーンなのよ。それが自然に降ってくれるんだもんね。なんたる幸福! シアワセ! てなことをかみしめながら一人飲んでることの、また何たるシアワセなことか! シアワセのWだね。 自然が味方してくれたこの映画、またいい仕上がりにちがいないと確信してベッドに入ったのだった。 2004.3.2(火) ホテルで朝10時起床。11時チェックアウト。 ぐっすり眠れたので、シャキッとしてる。久しぶりに映画でも見るか。 新宿東急で『ゴシカ』。武蔵野館で『悪い男』。 ゴシカ。だめだコリャ。 悪い男。これも期待が大きかった分、ちょっとガッカリ。この監督の前作(?)『魚と寝る女』をたまたま見たオレは、ぶっとんでしまい大感動したもんだった。もうおととしか。いや、あの映画はホントすごかった。ここ数年のベスト5に入る映画だ。そんなわけで『悪い男』もえらい期待してたわけね。主役が全くしゃべらないという人物設定。そして、その主役が生きる世界が、湖の上だったり(『魚と寝る女』)、売春街だったり(『悪い男』)という、いわゆる日常とはへだてられた特殊な世界であるというシチュエーションには共通するものがあるが、湖の上という超特殊なシチュエーションにはかなわなかったということか。 しかしこの監督の特異な体質には興味あるので、他の作品も、今後の新作も見てみたいものではある。 2004.3.3(水) オーピー『迷子の女たち』のキャスティング。出演者、ほぼ全員固まる。こちらは21日クランクインだ。 2004.3.4(木) 新東宝『淫乱なる一族 第一章 痴人たちの戯れ』編集。約69分となる。新東宝は62分以内OKなので、約7分強切らなくてはならないというわけだ。 夜、五代と会う。オーピー『迷子の女たち』の決定稿、仕上がる。 2004.3.5(金) 『第一章』オールラッシュ。 面白い。面白いよ、コレ! うまくいってる。オレとしても、予想外の面白さを感じた。 ラッシュ後の再編集で、一気に6分強カットする。あと、約1分だ。 2004.3.6(土) 『第一章』アフレコ。 主演の新人・矢崎茜がいいです。マジで。キレイ。雰囲気のある。プラス、妙な色気あるんです。この「妙な」というのがポイントね。彼女、いいです。あと一本、主役やらせれば新人女優賞いくなとオレは思った。 ピンク大賞といえば、今回の出演者、酒井あずさ、本多菊次朗、山口玲子がそれぞれ、女優賞、男優賞、新人女優賞となった。現場中に分かったので、その意味では、今回の作品が受賞作第一作ってヤツね。特に本多と酒井はオレの『ノーパン秘書』が評価されての受賞とあって、オレの喜びもひとしお。『ノーパン』からはもう一人、まいまちこも新人賞を段トツで受賞したようで、やはり実力ある人は、ちゃんと見られているんだなと、オレも納得したしだい。 残念なのは、今回の出演者でもある牧村耕次が取れなかったこと。オレの『不倫妻の淫らな午後』で、佐々木基子が女優賞を段トツで受賞したので、まきんにも男優賞取って欲しかったな、というのが正直なところ。ま、真樹んにかんしては、今後にかけよう。 今回オレの組初出演の華沢レモン。このコは、オレのカンでは今年の新人賞にかなり近いとこにいるコだ。あとはタイミングね。 てなわけで、みんなすばらしい感じでアフレコもハイテンションで進んで行くハズだったのだが、一人、足を引っぱるヤツがいた。 平川直大。いつまでも新人みたいなカオしててどうするの?!と言いたい。いや、彼はホント、ナイスガイで、とてもいいヤツなんだよ。だかせこそオレもそれなりに思い入れあるしね。なんなんだろう。一言で言うと、もうそろそろ肩の力落として、若者風芝居やめてほしいなということなのかな。とにかく、好漢平川、そろそろ変貌してくれ! 終了。0時前後。それからラッシュやったりして終了、2時。それから飲み会へ突入。 何時まで飲んでたかさだかでない。たぶん朝の8時9時まで飲んでたんだろう。それからオレは倒れるように寝てしまったんだよな。 2004.3.7(日) 午後1時頃、シネキャビンの梅沢さんに起こされて、一緒に午後2時開演の森角の天然工房『あんころ城のお姫さま』を見に行く。 劇場のシアターサンモールがちょうどキャビンのすぐ近くというので、なんとか見に行けたという感じね。 森角の芝居に関しては、今までもこのページでそれなりにほめたりけなしたりしてきたと思うのだが…。 まずほめちゃおう。 森角の演劇頭はすごい。 今回、東京では初の三百人収容のサンモールでやったが、今までのシアターグリーンのような百人規模の小屋では出来ないようなネタを持ってきた点が。 お城の天守閣が舞台なのだ。当然シアターグリーンではそのスケール感は出ない。サンモールならではのアイデア。つまり、劇場の機構が芝居の演目を決めていくとオレは長い間思っているが、まさに今回はドンピシャリのアイデアだったな。 次に、役者のレベルがまたもや上がっているということ。レギュラーの松田くん以下は言うにおよばず、またあらたな新戦力があり。一人、レベルの高い女優さんがいた。あとで森角に聞いたら、オーディションで来たと言っていたが、ああいう人がオーディションで来るということは、それなりの劇団になってきたんだなァ…。 そして何よりも、疲れ切っていてすぐ眠ってしまうだろうオレが、少しも眠気をおぼえず、ずっと笑って見ていたという点に、天然工房という集団に劇団としてホントの意味での体力がついてきたなあと思ったね。 そう思うと、もはやオレが何かことさらあらためて言うことなどないのだが。が、しかしだ…。 今や、千五百人という客を常時集める劇団とての次の目標は二千人のカベだ。そしてその二千人のカベを超えるには今ひとつ何かが足りない。その何かとは…? ひとことで言えば、演劇的な感動だ。 ひとつの例としては、オレが天然の芝居で一番評価してる『クーラー消しますか?』だ。 あの芝居にはまさに演劇的な感動があった。いつもどおりに多いに笑わせながら、そして、最後には感動させられていた。そこには「愛」という言葉ではとらえがたいモノが象徴的に浮かび上がって、舞台から立ち昇ってきていたのだった。オレは感動した。あれこそまさに、演劇的な感動であったのだ。 抽象的な言い方をすると、「お芝居」ではなくて「演劇」を目ざして欲しいのだ。 以上。ほとんど森角に対するメッセージだな。ま、今度ゆっくり話そうぜ、森角。 2004.3.8(月) 新東宝『淫乱なる一族 第一章』ダビング。 あいかわらず、大場一魅の音楽がすばらしい。今回の一魅は、モーツァルトの『レクイエム』をモチーフにした音を作ってきたのだが、偶然にもオレの頭の中にも、昨日の夜からモーツァルトの『レクイエム』が鳴りひびいて、CDを取り出して久しぶりに聞いてしまったりしたのだった。なんという偶然! しかし、これこそ必然というものなのだ。 オーピーの『迷子の女たち』印刷台本上がる。ダビングの合間を縫って、役者には来れる時間に来てもらって、簡単な打ち合わせをしていく。 終了、深夜1時。やっと一本終了。 一魅の音楽にも乗せられ壮快な気分のまま飲み会に突入。例によって朝まで飲む。 今回の新東宝の2本撮りは、5日で2本撮るという強行軍であったために、現場ではとにかく撮り続けていたので、どんな上がりになるか考える余裕もまったくなかったのだが、今回のアフレコ、ダビングでこれってひょっとしてかなり面白くない?と思えてきた。試写が楽しみだ。 2004.3.10(水) 脚本家の五代暁子の一人息子でオレが愛してやまない円の今日は卒園式。そんなわけでオレはDVビデオカメラをかついでその模様を撮影に行く。本来はそんな余裕は全くない時なのだが、かわいい円のためだ。朝の6時に起きて、ウキウキと撮影する。 シネマミラノで『ラブストーリー』見る。快作『猟奇的な彼女』の監督の新作ということで期待していたのだが…。だめだ、コリャ。ほとんど寝てしまったよ。 2004.3.11(木) 新東宝『淫乱なる一族・第二章』編集。 新宿ピカデリーで『ホテル・ヴィーナス』。プロジェクトの意欲は買うが、コレ、そんなにいいの? 佐々木麻由子と阿佐ヶ谷「まるきや」。次の『迷子の女たち』に出てもらうので、その簡単な打ち合わせ。そして、朝まで飲む。 「まるきや」も今月いっぱいでなくなるという。松ちゃん、さびしくなるね。 2004.3.14(日) オーピー『迷子の女たち』ロケハン。 撮影は長谷川卓也。初めて組む。 ロケハン後、長谷川氏、助監督の佐籐吏と「のだぴん」で飲む。 2004.3.15(月) 新東宝『淫乱なる一族・第二章』オールラッシュ。 『淫乱なる一族・第一章 痴人たちの戯れ』初号試写。 アフレコ、ダビングで予感したとおり、これは面白い。快作と言っていいだろう。こんなに何もかもがうまくいく映画ってめったにない。 役者がみんないい。新人の矢崎茜。美人で独特の雰囲気のある。もう一本主演すれば、新人賞いくんではないかと思えるほどいい。なんとかしたいな。酒井あずさ。乗ってる。女優賞受賞第一作になるのかな。山口玲子一本ごとによくなる玲子。今回もいいよ。華沢レモン。内心一番期待してるコ。しばらくピンク映画を支えてくれるんではとね。このコも決定打あれば新人賞いくよ。牧村耕二。乗ってる。声のよさが光る。本多菊次朗。彼も受賞後第一作になるのかな。見てくれって感じだね。そして平川直大。がんばってくれた。とにかく彼に必要なのは、自信と余裕。もう少し分かってね。でも結果オーライだよ。 撮影の志賀ちゃん、いつもどおりと言うか、ある部分いつも以上に絶品。音楽の一魅。いつも言うが、今回も一魅の音楽でいかに助けられたか。演出部。佐籐吏を中心にいつも安心してまかせられる。いつもありがとうだよ。 そして脚本の五代暁子。志賀ちゃん曰く「リコちゃん(五代のこと)のホン、一魅ちゃんの音楽は天才的だ。あの2人がいる限り池ちゃんはいいんじゃない?」ということです。 でもこの作品で、今回の三本撮り全部うまくいきそうな感がしてきたな。 2004.3.17(水) オーピー『迷子の女たち』役者リハーサル。 たくさん出るのだ。紅蘭、華沢レモン、佐々木麻由子、本多菊次朗、樹かず、片岡命、石動三六、川崎ランコ(かわさきひろゆきの娘)、茂木孝之(サード助監督)、つーくん(五代の息子の円)、山ノ手ぐり子(五代の役者ネーム)、野村貴浩(劇団め組の役者。オレの組は初出演)、神戸顕一、そして、オレ。 紅蘭とレモンに期待だね。 2004.3.18(木) オーピー『迷子の女たち』の公開タイトル決まる。『欲求不満な女たち すけべ三昧』だって。ちょっとなァ……という感じだな。 2004.3.19(金) オーピー『欲求不満な女たち』のコンテ打ち合わせ。 2004.3.20(土) オーピーのクランクイン前日。オレは唯一の姪の結婚式出席のため川越へ。昼間からしとど酔っぱらう。インの前日にこんなに酔っていいのって感じだよ。ま、やることは出来る範囲で全部やったしいいんじゃない?時間があればいいってもんじゃないし。 そんなこんなで−。 2004.3.21(日)〜23(火) オーピー『欲求不満の女たち すけべ三昧』の撮影に突入したのだった。 |