2013年3月29日公開
製作…大敬オフィス
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…清水大敬
撮影…井上明夫
照明…瀬尾進
編集…酒井正次
録音…シネ・キャビン
助監督…関谷和樹
スチール…山岡達也

○キャスト○
青山菜々…青山菜々
明美…柏木もえ
若い恵…愛代さやか
現在の恵…三沢亜也
武男…なかみつせいじ
大黒健太郎・健児…竹本泰志
山科薫・秀一…山科薫
大海権三…清水大敬
大海晴夫…サーモン鮭山

○物語○
自宅の一部を改装しマッサージ店を経営する青山夫妻。連日、妻・菜々の巨乳目当ての地元客で賑わっている。
ある日、玄関先で老女・恵が倒れているのを発見した武男。救急車を呼ぶことを頑なに拒む恵の思いを汲み、しばらく様子を見ることにする。恵は、昔この近辺に住んでいた初恋の相手に会いたくなり、家族に黙って外出していたため、家族に連絡を取られるのが嫌だった。それを聞いた武男は、ふと菜々の処女を奪った男が気になり、彼女に詰め寄る。当時を思い浮かべる菜々に嫉妬し、武男はその豊満な胸を揉みしだき、二人は激しいセックスに溺れてゆく。翌朝、お礼の手紙と共に、現金入りと開封厳禁と書かれた二つの封筒を残し、いつかまた来ると恵は姿を消した。
明美は、財産目当てで歳の離れた夫・秀一と結婚した。顧問弁護士の情報で、彼の母・恵が遺言書を書いたと知り、焦った彼女は、嫡男を産むため秀一を誘う。
40年前、恵には健児という想い人がいたが、両親によって引き離された。お腹には健児との子供がいたが、その子は養子に出され、地主の山科と強引に結婚させられたのだった。
菜々たちの店に、一見客の大黒という客が来る。彼がこの近くに住んでいた実の父親を探していると聞き、菜々は恵の話を思い出す。
やがて、菜々と武男の前に黒服の男達が現れる。遺言書を探し求めてきた秀一だった…。