| 2007年6月1日公開製作・配給…新東宝映画
 ○スタッフ○監督…深町章
 企画…福俵満
 脚本…後藤大輔
 撮影…清水正二
 編集…酒井正次
 録音…シネキャビン
 助監督…佐藤吏
 スチール…津田一郎
 ○キャスト○あや…葉月螢
 里子…藍山みなみ
 菊…水原香菜恵
 勲…千葉尚之
 蒲生…牧村耕次
 巡査…川瀬陽太
 | ○物語○太平洋戦争末期。戦争未亡人のあやはある日、森の中で足に怪我をした青年・勲を助けた。勲は自分は特攻隊員で、じきに出撃なのだが動けずにいることを話した。
 その後、あやの家へ養鶏業者の蒲生が訪ねてきた。隣村の山に零戦が墜落し、乗っていた操縦士が行方不明になったと話した。そして特別に持ってきたという卵を取り出しあやを誘った。あやはそれを拒んだ。蒲生は悔しさを募らせながらあやの女中・里子を納屋で抱いた。
 その夜、あやはまた林へ向かった。勲は高熱にうなされうずくまっていた。あやは彼を家まで運び看病してやった。翌朝、あやは里子に実家へ帰るよう言い渡した。そして地下牢を掃除し、勲を運び込み看病を続けた。いつしか勲はあやを求め、あやもそれに応えた。事後、勲は自分は意気地なしの脱走兵だと告げた。一方警察は逃亡した勲の行方を追っていた…。
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