2006年6月23日公開
制作…多呂プロ
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…荒木太郎
脚本・助監督…三上紗恵子
撮影・照明…長谷川卓也
録音…シネキャビン
編集…酒井正次
助監督…金沢勇大
スチール…小島浩
制作協力…静活・佐藤選人

○キャスト○
金杉辰子…美咲ゆりあ
奈々…華沢レモン
八重…淡島小鞠
金杉譲…竹本泰志
純太…桂健太朗
内藤組組長…縄文人
内藤組員…大久保了
　　　　　安田憲明
男…滝川鯉之助

○物語○
土木とテキ屋を商売としてきた金杉組は、ＩＴを駆使する内藤組に勢力を奪われ、今や組長・金杉の妻・辰子と内藤組への借金が残っているだけだった。夫婦は仕方なく高飛びの準備をはじめるが、内藤組に見つかってしまう。
２年後、体で借金を返した辰子は内藤組からお払い箱にされ、実家に身を寄せた。辰子の行き方を否定する両親は旅行中で、引きこもりの高校生の弟・純太が迎えてくれた。純太は姉の入浴を覗き、刺青があるのに驚いた。
辰子は親の車を借り、テキヤをしながら旅することにした。そんな姉に純太も同行する。そして二人はある港町に着いた。
純太はこの町に転校した初恋の相手・八重に会いたがった。辰子はそれを叶えてやるが、八重は昔の清純さは消え不良男とつるんでいた。辰子たちの前にプチ家出したきた奈々が助けを求めてきた…。