2005年4月23日公開
制作…旦々舎
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督・脚本…山崎邦紀
撮影・照明…小山田勝治
音楽…中空龍
録音…シネキャビン
編集…フィルムクラフト
助監督…田中康文
スチール…本田あきら

○キャスト○
檻の男…鈴木慶愧
ボーイ…松浦祐也
ラップマン…くさなぎ敦詩
海老男…三浦漣徳
火男…荒木太郎
野菜男…平川直大
剣女…佐々木麻由子

○物語○
目覚めたら男は檻の中にいた。ジョギングの最中、公園で出会った火男にロウソクを浴びせられたのだった。檻の上には小悪魔のようなパンツ一枚のボーイがいた。彼は尋ねても薄ら笑いするだけで何も答えず、瞬時に移動し時に檻の中に入ってきたりもした。
男は普通のサラリーマンで彼女もいてそれなりの生活を送っていた。神社でお面を被った剣道着姿の男に襲われたことから調子が狂い始めた。しかしそのお面男の素顔は恋人の彼女だった。女らしい彼女が冷酷無残な剣女に変わっていた。そして、自分の体に食い込む竹刀の感触が鮮明に蘇ってきた。
男は家庭用ラップを操る妙な男に出会い惹きつけられた。男は全身をラップでグルグル巻きにされ、ラップマンにバイブで弄ばれた。やがてボーイが「お前の人生は偽りだ」と男をあざ笑い…。