2005年4月29日公開
製作…セメントマッチ
配給…新東宝映画

○スタッフ○
監督…池島ゆたか
企画…福俵満
脚本…五代暁子
撮影…長谷川卓也
音楽…大場一魅
録音…シネキャビン
編集…酒井正次
助監督…中川大資
スチール…山本千里

○キャスト○
フユミ…池田こずえ
エミカ／ルナ…華沢レモン
洋子／レイン…山口真里
タカシ／月読…樹かず
師匠／小山内裕一…竹本泰志
咲坂真一郎…本多菊次朗
中年女性…山ノ手ぐり子
刑事１…後藤大輔
刑事２…津田篤
田中…神戸顕一
宗方…佐々木麻由子

○物語○
謎の組織で働くフユミは組織の資金集めのために人を騙して大金を盗んでいた。ルームメイトで看護士のエミカにすすめられ、咲坂の法律事務所で働くことになったフユミは組織の支部長の命令で事務所の金や小切手を盗み出す。
フユミに好意を寄せていた咲坂は彼女の行方を追うが連絡は取れず、元恋人で私立探偵のユイにフユミの調査を依頼した。そしてユイからフユミがヘルパーとして年寄りに接近し金や宝石を盗んでは姿を消す常習者であることを聞かされる。咲坂はフユミを捕まえ金を返すように言った。
フユミの耳には支部長からその男を懐柔しろという命令が聞こえた。フユミは咲坂を誘惑し、組織に報告した。だが彼女の持っているのはオモチャの携帯だった。咲坂はフユミの様子に不審を抱き、友人・宗方の精神科クリニックへ連れていき、彼女の抱える病気と組織の真実を知る…。