2003年9月5日公開
制作…多呂プロ
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督…荒木太郎
脚本…渡辺護
撮影・照明…前井一作
　　　　　　横田彰司
録音…シネキャビン
編集…酒井正次
助監督…田中康文
スチール…白尾零ニ
制作…小林徹哉

○キャスト○
田所政江…富士川真林
斎藤の妻…佐々木基子
謎の少女…桜原未羽
平間五郎…今泉浩一
田所順之助…太田始
斎藤…なかみつせいじ
大塚芳子…乱孝寿
近所の奥さん…佐倉萌

○物語○
官僚の順之助は封建的な考え方の持ち主で妻政江に見下した態度を取っているが、政江は従順そのもの。二人の間は今は冷え切っていた。
順之助が出張で家を空けた夜、眠りについた政江の枕元に男がいた。その男・五郎は部屋を物色し、拘束した政江を犯した。翌朝、五郎は口笛を吹いて去っていった。政江の頭にはこの暴行が自分のせいだと責め立てる人の声がこだました。
政江が最も苦手な義姉・芳子が訪ねてきた。彼女はいつものように政江に嫌味たっぷりに小言を言った。出張から帰った順之助は仕事がうまくいかずイライラを政江にぶつけた。その夜、彼は政江を抱き、政江もあの悪夢を振り払うかのように身を任せた。
政江にまた平凡な毎日が戻ってきた。だが、またもや五郎が押入り政江を犯した…。