2003年8月5日公開
製作・配給…新東宝映画
製作…ジャパン・ホーム・ビデオ

○スタッフ○
監督・脚本…神野太
プロデューサー…黒須功
撮影…茂呂高志
照明…池田義郎
録音…福島音響
編集…大永昌弘
助監督…広田幹夫
スチール…山本千里

○キャスト○
中根倫子…中谷友美
山本修一…深井博喜
吉岡千尋…野本富予
山本春江…しのざきさとみ
佐伯健三…重松伴武
山本信一…坂入正三
痴漢１…武田勝義
痴漢２…坂本裕一郎

○物語○
大学生の修一は電車の中で少女に痴漢した。彼女は恋人の千尋だった。彼女は痴漢が修一と知って濡れてしまったと話した。だが、そんな話も上の空で修一の頭の中はある女との再会のことで頭がいっぱいだった。
一年前、浪人生だった彼は受験に煮詰まり苛立っていた。小学生の時に母が死に、後妻として来た春江は夫信一の目を盗んで彼の秘書と情事を続けていた。高校時代からの同級生千尋は修一を勇気づけようと処女を捧げるが、修一は痛がる彼女に躊躇した。
そんなある日、修一は満員電車で痴漢され興奮する派手な女を目撃した。翌日、父の知人の娘倫子が修一の家庭教師として家を訪ねてきた。髪型も違い眼鏡をかけているが、彼女は電車の女と瓜二つだった。倫子の力で修一の学力は上がり苛立ちも消えた。そして彼女への思いが高まり…。