2003年7月19日公開
制作…加藤映像工房
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督…加藤義一
脚本…岡輝男
撮影…創優和
照明…野田友行
音楽…レインボー・サウンド
録音…シネキャビン
音響効果…中村半次郎
編集…フィルムクラフト
助監督…竹洞哲也
スチール…佐藤初太郎

○キャスト○
田宮昇…倉木亮
伊達隆…石川雄也
井沢和夫…なかみつせいじ
黒坂鉄次…飯島大介
神崎亮介…哀上男
小笠原剣造…久須美欽一
森下五郎…牧村耕次
今井祐太…丘尚輝
その他…サーモン鮭山
　　　　横須賀正一

○物語○
昇は恋人に裏切られたショックでハッテンバでの男漁りにはまり、薬に手を出して投獄された。刑務所内でも囚人たちの性のはけ口となっていた彼を助けたのは任侠組織小笠原組組員の隆だった。隆は自分を大切にしろと昇を説き、更正した昇は彼を兄貴と慕うようになった。
出所を控えたある日、隆は面会に来た兄弟分・神崎から破門を伝えられる。３年前に隆が報復した黒坂組と手を組むことになったからだ。出所の日、隆はヤクザ稼業をやめたことを昇に話し、二人は愛の巣で野獣のように交わった。隆はカタギの仕事を始め、二人の生活は順調に進んだ。
数ヶ月後、組長の小笠原が何者かに殺害された。その頃から隆は家を空けるようになる。心配した昇は、彼が神崎とホテルに入る所を目撃する。隆を問いただすことも出来ず、昇は再び荒んだ生活をはじめ…。