2003年1月3日公開
制作…加藤映像工房
提供…オーピー映画

○スタッフ○
監督…加藤義一
脚本…岡輝男
撮影…図書紀芳
照明…岩崎豊
音楽…レインボー・サウンド
録音…シネキャビン
編集…フィルムクラフト
助監督…竹洞哲也
スチール…佐藤初太郎

○キャスト○
池田さくら…佐倉麻美
岩崎こずえ…風間今日子
薄井真樹…林由美香
アニータ…相沢知美
等々力亘…兵藤未来洋
池田鶴二郎…平賀勘一
等々力虎彦…なかみつせいじ
ウンピョウ…丘尚輝
マシュー…城定夫
乗客…色華昇子

○物語○
痴漢の元祖・池田亀太郎の血を引く鶴二郎は「黄金の指」の異名を持ち、女性のストレスを指で解消してあげることをモットーにしている。宿敵・痴漢Ｇメンの虎彦はなかなか彼を現行犯逮捕することはできないでいた。二人は昔、学生運動で共に闘った同志。鶴二郎は獲物のこずえに声をかけられ、さっきの続きと言われホテルへ行った。
その夜、帰宅した彼は娘のさくらに悪行を働いたことを怒られる。さくらは大学講師の亘と付き合っており、彼に父親に会って欲しいと言われ決心するが、互いの父親にそのことを言うと猛反対された。亘の父はなんと虎彦だった。
二人は駆け落ちを決意して電車に乗り込んだ。すると外国人のウンピョウとアニータが二人に接近した。彼らは日本人の友達の作り方はボディタッチが伝統であると言った。それは鶴二郎の言葉だった。話を聞くうちに亘は論文のテーマをボディタッチにすることを決め、鶴二郎に弟子入りを志願し…。